こんにちは。

CRAワークサポートセンターの生活支援員です。

7月の後半となり、そろそろ梅雨も明けるかと思います。

暑さがますます強くなってくると思いますが、

体調を崩されないようにして下さい!

 

皆様は、「双極性障害」を知っていますか?

「双極性障害」とは、躁状態(気持ちが高揚した状態、気分が大きくなった状態)とうつ状態(気持ちが沈んでしまう状態)を繰り返す障害です。

15歳~30歳を中心に様々な年代で発症すると言われており、男女差の差は特にありません。

原因は明らかになっていません。

 

上記で挙げた「躁うつ状態」とはどのようなものであるのか紹介します。

・気分の高揚(スーパーハイテンション)

・活動の増大

・睡眠欲求の減少(寝ることがもったいないと思ってしまう。)

・社会的抑制の喪失

・現実不可能な計画に夢中、浪費

・自尊心肥大、誇大的(他者よりも優れていると過信することや自慢すること)

・注意散漫

・興奮・攻撃性

・誇大妄想(自己を過大に評価する妄想・神であると妄想してしまうことなど)

などがあり、もちろん個人差があります。

 

双極性障害である本人と周囲の認識には、大きな違いがあり、

双極性障害の30%~50%の期間は、うつ状態であると言われています。

本人は、罹病期間(病気にかかること)の多くを占めてるうつ病の方がしんどく、躁状態の方が力がみなぎって好調に感じるそうです。

しかし、周囲の人たちは、躁状態は手に負えないケースがあるため、うつ状態の方が落ち着いていると感じて良いと思うことがあるそうです。

 

双極性障害の治療には、薬物療法や精神療法等がありますが、

個人によって治療法は様々です。

しかし、治療するにあたって守ってほしいことが3つあります。

1つ目は、再発予防のための服薬継続が重要です。

2つ目は、規則正しい生活をこころがけること

(一晩の徹夜で躁転することもあるためです)

3つ目は、再発のサインを把握、共有しておくことです。

 

双極性障害で注意することは、

再発を繰り返すと回復が次第に遅くなり、

社会的なダメージが大きくなってしまいます。

そうならないためにも上記で挙げました、

服薬を継続しているかの確認や規則正しい生活ができているか、

規則正しい生活が送れるようにサポートすることも大切になります。

また、再発した時の様子を把握することで迅速に対応することです。

 

少しでも双極性障害について知ってもらえると嬉しいです。

 

♪お知らせ♪

8月24日(土)・8月31日(土)10時〜13時

CRAワークサポートセンターの「説明体験会」を実施いたします!

多くの方に当事業所のことを知ってもらいたいので

ぜひ!参加して下さい!

TEL:075-746-6168

お気軽にお電話して下さい!職員一同、お待ちしております!!