こんにちは。CRAワークサポートセンター四条です。
今週火曜日、定例の就活講座を行いました。
今回のテーマは「アンガーマネージメントと正義中毒」。
先週の「怒り」に関する管理方法に加えて、「正義中毒」に関する内容です。
例を上げると、
コロナ禍に感染対策を疎かにする者は許さないという正義感から「マスク警察」が出現したことなど。
先週のおさらいで、
怒っている人への上手な対処法はどうだったかと言うと、
怒りが鎮まるのは6秒と言われています。
6秒やり過ごせばいいわけです。
その6秒を稼ぐには、
・相手の言葉を繰り返す、聞き返す
・「はい」、「そうですよね」など受け流す
・咳をする
などでした。
一方、自分の怒りを鎮めるポイントは
・深呼吸する
・その場を離れる
・思考をストップする
・目の前のものに集中する
・寝る前にストレッチなどして感情をリセットする
などでした。
今回新たに加わった「正義中毒」とはどういうことなのでしょう?
それは「絶対自分が正しい」と思い込み、自分の考えに反する他人の言動や行動に過剰に反応し、
相手を攻撃してしまうことなのです。
また人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人のように判りやすい攻撃対象を見つけ、
罰することに快感を覚えるようにできているようです。
原因の一つに脳の衰えがあります。
脳が衰えると自分を客観視できなくなり、
他人を許せないという感情が抑えられなくなります。
「昔は良かった」という過去を美化する行為が増えると
客観的に自分を見る前頭前野の機能が衰えているサイン。
正義中毒を予防するには次の脳トレが効果的
・いつもと違う道順で歩くなど新しい体験をする
・あえて不安定な、過酷な環境に身を置いてみる
・時間に追われる状況を見直し、自分の頭で考え前頭前野を働かせる余裕を作る
など。
みなさんも「怒り」と上手に付き合いましょう。
CRAワークサポートセンターでは人事部におられた木村先生を講師に、
毎週就活講座を行っています。
詳しくは職員までお問い合わせください。