
最近ではいよいよ暖かくなる日も増えてきて春が近づいていることを実感していますが、仕事や学校生活の上では多くの方が新年度を迎える季節となります。
クリエイター育成協会では、京都市内の「小学校入学おめでとう:コサージュ&校章缶バッチ 寄贈プロジェクト」と題し、新一年生が入学式で着用するコサージュと校章缶バッチを、障がいのある通所者と職員が協力して制作しています。

この取り組みは、コロナ禍で世間が暗くなりがちだった令和3年(2021年)に、次代を担う子どもとそのご家族の門出を少しでも明るい気持ちにしたいと、地域の事業所として想いをカタチにしてみたことが始まりでした。
以来、ご好評につき今年で6年目となります。
障がい者就労支援施設と地域社会との交流・相互理解を深めるキッカケとして、また通所者の社会参画を促したい想いも込められています。
特に今年度はコサージュ素材に「みやこ杣木」(※1)の廃木材を使用しました。ここでの廃木材はヒノキを削った際に発生したカンナ材です。
環境配慮の観点や京都の伝統産業振興、林業と福祉の連携への想いなどあったことで朝日新聞社さまに関心を持っていただき、記事掲載の取材対応となりました。
コサージュと校章缶バッチは現時点で市内57小学校・約3,000名分を準備中です。また今年度は向日市、長岡京市で贈呈を希望された小学校・約1,300名分も併せて制作しています。
※昨年は京都市内50小学校、約2,700名分を制作

多くの読者を抱える大手メディアに取組みと想いに関心を持ってもらうことは大切ですし、これからも機会をみつけてお知らせしていきたいと思います。
記事が掲載されましたら追記か新しい記事でお知らせ出来ればと思います。
※1
<みやこ杣木(そまぎ)とは>
京都市内の森林で関係法令に違反することなく伐採し生産された原木丸太を、京都市域産材供給協会の認定・登録を受けた製材所等(生産事業体)が加工し、表示基準に従った表示を行い出荷した製材品です。
京都市域産材供給協会の認定・登録を受けた製材所等(生産事業体)が表示基準に従った表示を行い出荷した地域団体商標「北山丸太」の表示基準に適合する北山丸太及びその製材品です。
京都では古くから、寺社仏閣・数寄屋建築・町家などに使うために周辺の山から特別に管理された木材が供給されてきました。京都の伝統建築では現在もこの基準に適した品質が求められるため、このような適合制度を作っています。製材加工技術の継承のみならず、京都の建築文化や産地と自然を守る仕組みとなっている制度です。
※杣とは、昔の言葉で木材を切り出す山や、その仕事をする人を意味します。
