職業適性診断は、個人の能力や興味、性格、価値観などを評価し、最適な職業やキャリアパスを見つけるための方法です。
今回は、職業適性診断で使用される主な分析方法やツールについていくつか紹介します。
心理テスト感覚で試してみてください。
1.MBTI
MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、カール・ユングの心理学的タイプ理論に基づいて開発された性格診断ツールです。MBTIは、個人の性格を16種類のタイプに分類し、自己理解や他者とのコミュニケーション、職業選択などに役立ちます。
MBTIはコチラ(https://www.16personalities.com/ja/)のサイトで無料でテストを受けることができますので、ご興味のある方は是非テストを受けてみてください
■MBTIの特徴
- 概要: カール・ユングの心理学的タイプ理論に基づく性格診断ツール。
- 用途: 性格タイプを16種類に分類し、個々の性格特性や職業適性を評価。
- 適用: 自己理解やコミュニケーションスタイルの把握、職業選択。
- 診断できるサイト:https://www.16personalities.com/ja/
2.Gテスト
Gテスト(General Aptitude Test Battery)は、個人の職業適性を評価するための一連のテストです。複数のサブテストで構成され、知的能力、言語能力、数的能力、空間能力、知覚速度、手先の器用さ、運動協調性などを測定します。これにより、個々の能力や特性を包括的に評価し、職業選択やキャリア開発のための情報を提供します。
また、Gテストはjobtag(https://shigoto.mhlw.go.jp/Search/Top)という職業情報提供サイトで無料でテストを受けることができます。
jobtagでは、Gテスト以外にも、「職業興味検査」や「価値観検査」等の就職活動の準備や職業選択の参考になる様々なテストや情報がありますので、興味のある方はぜひご覧ください。
■Gテストの特徴
- 概要: 複数のサブテストで構成された、個人の職業適性を評価するためのツール。
- 用途: 知的能力、言語能力、数的能力、空間能力、知覚速度、手先の器用さ、運動協調性などを測定し、個々の能力や特性を包括的に評価する。
- 適用: キャリア開発、職業選択。
- 診断できるサイト:https://shigoto.mhlw.go.jp/Search/Top
3.RIASEC診断
RIASEC診断(別名:ホランド理論 | Holland’s Occupational Themes )とは、アメリカ合衆国の心理学者ジョン・L・ホランドが提唱した職業選択理論に基づいた適職診断です。性格や能力、価値観などを診断し、適職や選考対策、会社選びのポイントなどを示してくれます。
RIASEC診断では、働く人の性格を「現実的(Realistic)」「研究的(Investigative)」「芸術的(Artistic)」「社会的(Social)」「企業的(Enterprising)」「慣習的(Conventional)」の6つのタイプに分類します。
RIASEC診断はコチラ(https://personality-test.nolly.jp/riasec_dia)のサイトで無料診断が可能です
■RIASEC診断の特徴
- 概要: ジョン・ホランドによって開発された職業興味のモデル。リアリスティック、インベスティゲティブ、アーティスティック、ソーシャル、エンタープライズ、コンベンショナルの6つのタイプ。
- 用途: 個人の興味や価値観を評価し、適した職業を提案。
- 適用: キャリアカウンセリングや職業選択。
- 診断できるサイト:https://personality-test.nolly.jp/riasec_dia
まとめ
いかがだったでしょうか?
仕事を長く続けるコツは「好きな事を仕事にするより、得意な事・向いている事を仕事にすること」だといわれています。
就職活動やその為の準備を始まる前に今回紹介した様な職業診断ツールを使って自分の適性や特徴を知ってみるのも「向いている仕事」に巡り合うためのポイントかもしれません。
CRAワークサポートセンターでは、職業選択やキャリアプランの作成のお手伝いだけではなく、IT分野を中心とした職業訓練をおこなっております。