「大人の発達障害について」
今回は、大人の発達障害についてお話しします。
発達障害の困難さは、大きく4つに分けられます。
・注意集中の困難や落ち着きの困難がある(ADHD)、
・対人関係やコミュニケーションに関する困難(自閉症スペクトラム)、
・読み書き、計算に関する困難(学習障害)、
・運動や手先の困難(発達性協調運動障害)、があります。
障害である以上、働くことに難しさを感じることもあると思います。
特にスピードや臨機応変な対応が必須の現代は、
発達障害の特性がある方にとっては、難しい環境です。
また、大人の発達障害では、仕事上のミスや、人間関係がうまく築けないことなどが、
大きな悩みとなり、社会人としての責任やプレッシャーでうつ病などの、
二次障害を発症するケースもあります。
ですが、発達障害だからといって、困難なことばかりではありません。
障害の特性を活かした職場や職種を探し出せます。
何が困難であるのか、明確にするだけで、仕事のやり易さは、変わります。
障害の特性に合った環境調整や障害で困難なことを明確にし、
自分の強みを出すことで、仕事の場で褒められることや、
コミュニケーションに自信が持てたりするようになり、
障害の症状に改善が見られることもあります。
発達障害は、日本ではまだ理解されにくく、
障害を持った方だけではなく家族も悩んでいることが多い現状です。
そのため、身近な人が発達障害を理解し、支援していくことが自身に繋がってゆきます。
家族はもちろん、学校や地域、
そして、私たちCRAワークサポートセンターの職員が共に連携を取りながらサポートすることで、未来に繋がります。
自分の強みは何であるのか、どんな特性があるのかなどを見つけ出すことをしてみてください。
下記URLでも、ご紹介しているのでよろしければ
クリックしてみてください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/wsc03
参考文献
・「株式会社Kaien 発達障害とは/大人の発達障害」〈http://www.kaien-lab.com/aboutdd/definition/〉