今回は、とある通所メンバーさんが、
センターでの実案件や職場実習を通じて感じたことを
文章に書き出していただきましたので
ご紹介いたします。
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職場実習・案件作業を通じて、感じた事
私は今までに、いくつかの職場実習や案件作業をこなしてきました。
今までの職場実習や案件作業を行い、発見できた課題がいくつかあります。
・態度や姿勢が悪い、対人スキルがない
・慣れない環境だと力が発揮できない
・作業中に客観的に見られると、集中できない
・自分で効率よく作業する方法を見つけることができない
まず、「態度や姿勢が悪い、対人スキルがない」というのは、
私の障害の特性上、難しい部分です。
私も「会話の際に、話を整理するのは苦手だな」と認識していますし、
パソコンに向かうときの姿勢が時々、崩れており、横柄な態度になってしまっていることも指摘されるまで、気づく事ができませんでした。
また、以前実施した実習では、「会話の際にアイコンタクトができない」、
「作業内容を理解していない」などと指摘されました。
今は、何がダメで、何が良いのか一つ一つを確認しながら、日々を過ごしています。
次に、「慣れない環境だと力が発揮できない」というのは、
私はセンターでの案件作業の際は
「メモすること」と「確認すること」の2点を意識しながら、
作業を行うようにしています。できるようになってきたことだったのですが、
職場実習の際にそれらを発揮できませんでした。
私は環境がゴロッと変えてしまうと、
慣れるまでに時間がかかりやすいのかなと思いました。
そして、「作業中に客観的に見られると、集中できない」というのは、
以前実施した職場実習で、私が作業している様子を長時間見られて
集中できないということがありました。
今後、志望する職種が事務職なので、他の方から私が作業している様子を
見られても気にせずに自信を持って仕事を進めるようになりたいです。
最後に「自分で効率よく作業する方法を見つけることができない」というのは、
職場実習での作業の際に、確認作業する流れやExcelでの作業する際に
マニュアル通りに上手くまとめて作業進めることができませんでした。
職場実習の際に、効率よく作業できずに悔しく感じています。
次に職場自習や案件作業があれば、より効率よく作業をできるようになりたいと思っています。
今までの職場実習や案件作業をこなして感じたことをいくつか列挙して、
詳細を挙げましたが、今後これらを教訓として改善し、
社会復帰を目指すのはもちろん、案件作業や職場実習で活かしたいと思います。
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いかがでしたでしょうか?
案件や実習の振り返りを通じて、Aさんが抱える「悩み」や「課題」がとても明確になりました。また、それは改善できる課題なのか?それとも特性なのか?
一緒になって見つけていく機会になりました。
今後も目標に向かって一緒に、頑張って行きたいと思います。
またCRAワークサポートセンターでは、
目標を持っているけれども、「何をすれば良いのかわからない」
そんなあなたと一緒になって、取り組む事ができます。
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