就労移行支援事業所CRAワークサポートセンターは、京都市内にある事業所なのですが、お隣の滋賀県から通所されている利用者さんが、実は意外と多かったりします。
今回から数回にわたり、インターン生のお二人に、「滋賀から、わざわざ京都にまで通所されている、熱心な利用者さん」にスポットライトを当て、お話を聞いてもらいました。
第1回目は、大津市から通所され、グラフィックデザインの学習に取り組まれている、内藤さんへ佐納君がお話を伺いました!


(佐納)
よろしくおねがいします
まず最初の質問ですが、どこから通所されていますか?

(内藤)
大津市です。最寄り駅は、志賀駅という駅からです。

(佐納)
事業所まで、どれ位の時間がかかりますか?

(内藤)
電車の時間が30分くらいで徒歩の時間も合わせると40分くらいかかりますね

(佐納)
思っていたよりも、時間がかかりますね。

(内藤)
でも、家の近くに就労移行支援事業所がなくってですね・・・
パソコン作業とか、デザインとかを勉強できる事業所となると、通える範囲の事業所だと、京都のCRAワークサポートセンターだけだったので、頑張って電車に乗って通っています

(佐納)通所に関して、ここが大変とかありますか?

(内藤)
通所で大変なのは、冬の時期に雪や風が原因で電車が止まってしまったことが、何度かあり通所ができない日があったことです。
そうなった時は、自宅学習に切り替えて、勉強してました。

(佐納)この事業所で取り組んでいることは、何ですか?


(内藤)
今ちょうど、就職活動の準備をしているのですが、それにあたり、自己分析に取り組んでいます。
それと並行して、デザイン関係の職場で働きたいなと思っているので、今まで事業所の課題で取り組んできた、バナーデザインの課題などの成果物をまとめて、ポートフォリオを作成したりしています。


(佐納)
この事業所を知ったキッカケは何ですか?

(内藤)
インターネットで検索したのが、キッカケです
デザイン系の勉強をしたいというのもあったので、「就労移行 デザイン」とかで検索したら、一番上にでてきたので、問い合わせてみました。


(佐納)
この事業所で学んだこと、身に付いた事ってありますか?

(内藤)
もともと、自分でデザインの勉強していたのですが、独学だとだんだんと行き詰ってしまいまして・・・
事業所での訓練として、出題されるデザインの制作課題を通して、色の使い方やどこを強調したらより上手く伝わるのかなどを学べました。
あと、PhotoShopなどのデザインする際につかうソフトの使い方や作業をする際のコツを教えてもらって、ここに来てからもっと理解度が上がったと思います。

(佐納)
最後にとっておきの滋賀ネタ・おすすめスポット等をどうぞ!

(内藤)
琵琶湖博物館です!

芳(アシ)って植物があるんですけど、ご存じですか?
琵琶湖の湖南の方に生えている植物なんですが、魚が卵を産む場所になったりと琵琶湖の生態系を守るのに役立っておりまして、
しかも、琵琶湖の生態系を守るだけじゃなく、地方によっては茅葺き屋根の茅(カヤ)の代わりに使われていたり、お祭りで燃やすなどイベントに使われていたりと色んなことに使われている植物など琵琶湖といえばという植物なのですが、その芳が、琵琶湖博物館という場所で詳しく説明されています。
草の匂いを嗅げたり、生態系について詳しく解説されていたりされていたりします。

あと、巨大なザリガニの模型があったり、バイカルアザラシっていうアザラシが何故かいたりと、とても楽しい博物館です。
しかも、結構すいていて、穴場のスポットなので、ぜひ琵琶湖博物館にいってみてください!

(佐納)
内藤さん、お話ありがとうございました!