「傾聴」で人生が変わる!
皆様、「傾聴」とはなんでしょうか?
傾聴とは、話に耳を傾けることで、
「何も言わずに話を聞くこと」ではありません。
福祉の場面だけでなく、
営業やその他様々な場面で傾聴は使用されており、
傾聴技術がうまく使えると、
人生が変わるとまで言われています。
では、傾聴を行うにあたり、
大切なことを以下に記載していきます。
傾聴に大切なことは3つあります。
1.承認
人は誰にでも認められたいという承認欲求があって、
自分が大切にされていると感じると承認欲求が満たされます。
そのためには相手の話を聴き、相手の世界観を受け入れて
あるがままに受け入れることが必要です。
2.共感
相手の話を聴き、自分のことのように共感することで
「正しい」や「正しくない」という自分のフィルターで物事を判断せずに、
自分が相手になったかのように想像することを言います。
共感は同感や同情ではないのです。
3.受容
相手の話を落ち着いて聴き、相手を受け入れることです。
受容する=褒めることではありません。
傾聴をすることは、
「話を聴くだけ」などと簡単そうには見えますが、
簡単ではなく、傾聴力があると人生が変わっていきます。
ワークサポートセンターでは、
相手を承認し、一生懸命相手を受け入れようとする気持ちや姿勢を大切に、
通所メンバーさんと関わっていきたいと思います。
福祉業界だけでなく、
傾聴することは様々な場面において、必要な技術であり、
傾聴ができると自分の人生だけでなく、
相手の人生もきっと変わるはずです。
「傾聴力」を身につけ、
あなたも人生を変えてみましょう!
参考文献
・古宮昇、葛城かえで、サノマリナ(2017)『マンガで優しくわかる傾聴』日本能率協会マネジメントセンター.